春風にのって2010年05月04日 18時17分

春風にのって
「春風にのって」(水彩、アルシュ紙、F1号)

母が買ってきた八重の水仙。
水差しに活けた姿があんまり可愛かったので、描いてみました。
母が傷んだ花を切り落としていたので、ちょっと形がいびつだけど、それも味。
水仙の香りに包まれて、春を満喫しました♪

水彩画を描くのは8か月ぶり。
絵を描く度に難しさを再認識するけど、また描きたくなるのは、やっぱり好きだからかな。
めったに描かないから、なかなか上達しないけど(^_^;)
次はもっと肩の力を抜いて描こう。

帽子 制作中2010年05月18日 23時35分

帽子 制作中
帽子 第2弾を制作中。
今回はクロッシェ。
写真は、クラウン(頭を包む部分)にステッチを入れているところ。

前回の失敗を踏まえて、鉛筆で正確に型をとる。
今度は頭にぴったりの模様。
でも、ぴったりすぎるような…(・▽・;)
頭囲より2センチ大きいサイズにしたんだけど、もっと大きめにした方が良かったのかしら?
くせ毛だから、髪の量が多いのよね…。

それにしても、帽子は曲線ばかりで難しい。
何度もほどいては、縫い直しています(@_@;)
しかし、最後まであきらめないぞ!
コツコツ頑張ろう。

手作り帽子 第2弾完成!2010年05月19日 18時35分

手作り帽子2
2作目の帽子が完成しました!
今回はパーツが少ないので、すぐ出来るだろうと高をくくっていたけれど、やっぱり時間がかかりました。

サイズはぴったり。良かった、良かった。
今年、ギンガムチェックの服をよく見かけるので、この生地をチョイス。
でも被ってみると、めっちゃ目立つような…。
すごく個性的な人に見えるかも?(・▽・;)
シンプルな服に合わせれば良いのかな?(それしか持ってないけど)

失敗はたくさんあったけど、達成感はあります。
もう帽子作りはこりごりと思いつつ、また作るかもしれません。
大の帽子好きですから(^^ゞ

尾道の潮風2010年05月21日 22時54分

尾道
「そうだ、尾道へ行こう!」
急に思い立ち、先日作った帽子を被って、午後3時前に家を出る。
午後3時45分に尾道に到着。

写真は、千光寺の本堂から眺めた風景。
ああ、この海が見たかったのよ。
のたりのたりと流れる時間が、ここにはある。
潮風に吹かれながら、ご本尊に手を合わせる。
引いたおみくじは、大吉。なんだか嬉しい(*^^)v

尾道は坂の町。
石段をゆっくり降りながら、暮色に染まっていく海を眺める。
ちょっと心がしおれていたけれど、元気になりました。
また来よう。

大原美術館 児島虎次郎記念館2010年05月29日 19時11分

児島虎次郎記念館
大原美術館の児島虎次郎記念館を訪ねる。
ご存知の方も多いと思いますが、虎次郎さんは大原美術館の礎となる名画を収集した方です(出資は大原孫三郎さん)。
大原美術館は見所がたくさんありすぎて、いつも時間切れで記念館を訪れたことがなかったのです。
今日は、真っ先に立ち寄る。

以前、広島で虎次郎さんの大規模な展覧会を観たことがあり、こんな素晴らしい画家が明治・大正の日本にいたのかと驚きました。
あまり世間に画業が知られていないのは、その殆どの絵画を大原美術館が収蔵しているからだとか。
いろんな美術館に展示されていれば、知名度が高まるんでしょうね。

さて記念館の作品ですが、デッサン力の確かさと、構成力、色彩の美しさに唸りました。
中でも目を引いたのは、「芝の上」。
2人の和服の少女が芝の上に座り、1冊の本を読んでいる。
下駄を脱いで裸足になり、明るい日差しを浴びて気持ちよさそう。
髪に大きなリボンを結んだ“ハイカラさん”の、楽しそうな笑い声が聞こえてくるよう。
「何の本を読んでいるの?」と話しかけたくなるような作品です。

「習作~春の光」は、本館に展示されているセガンティーニの「アルプスの真昼」を彷彿させるような作品。
画面からあふれるような光が、そう思わせるのかも。
まぶしいほどの陽光の中、草を食む山羊たち。
紅白の梅が咲き誇り、山羊たちも心なしか早春の香りを楽しんでいるよう。

2枚の「朝顔」は、妻を描いたもの。
アーチ状の朝顔の棚の中で、水やりをする友(とも)夫人。
朝顔と夫人の笑顔が瑞々しくて、虎次郎さんの愛情が伝わってくる。
ここには展示されていないけれど、もう一枚の「朝顔」の絵を観たことがある。
下駄を履いた足で、伸びあがって水やりをする女性。
こぼれる笑みが、なんとも美しい。あれも夫人を描いたものだったのかも?

虎次郎さんの絵画も素晴らしいですが、大原美術館の名画を観て思うのは、その審美眼の凄さ。
収集した絵画のジャンルが偏っておらず、なお且つそのどれもが、今お金を積んでも買えないような名品ばかり。
日本の西洋絵画を学ぶ人たちに、本物の絵画を見せてあげたいという熱い思いによって、今こうして私たちが目にすることが出来るのは、本当に有難いことです。
虎次郎さんの功績に、心から敬意を表します。

モネの睡蓮2010年05月29日 19時19分

モネの睡蓮
大原美術館の睡蓮が、もう咲いていた。
モネの庭から株分けされたもの。
小さくて可憐な姿に、うっとり。
モネは、この睡蓮を眺めていたんだな。

ジヴェルニーのモネの庭でも、もう咲き始めているかなと思いを馳せました(*´∀`)