坂本龍馬展 ― 2017年03月11日 21時29分
岡山市の林原美術館で、「土佐から来たぜよ! 坂本龍馬展」を鑑賞しました。
高知県立坂本龍馬記念館所蔵の資料を中心に展覧。
龍馬の書簡から、ユーモラスな一面や、新国家樹立に東奔西走していた人物像が伝わってきました。
一番の目玉は、龍馬が最も愛した脇差、「銘 備前国住長船二郎左衛門尉勝光左京進宗光」(びぜんのくにじゅうおさふねじろうざえもんのじょうかつみつさきょうのしんむねみつ)。
備前国、長船派の勝光と宗光の合作(1505年8月)。
昭和4年に開催された、「土佐勤王志士遺墨展覧会」に坂本家より出品された際、目録に「此刀ハ龍馬が特に愛セシモノ也」と記されていたそうです。
小さな錆が所々あるものの、美しい輝きを放っていました。
龍馬の愛刀を制作された地で鑑賞できるのは、意義深いです。
その他、龍馬の書簡や、近江屋襲撃事件の時に龍馬の血が飛び散った掛け軸「梅椿図」などは、ほとんど複製品が展示されていました。
ちなみに昨年、京都国立博物館で開催された、「没後150年 坂本龍馬展」では、京博所蔵の原本が展示されていたようです。
しかし複製品とはいえ、せっかくの機会なので、書簡に書かれた内容をじっくり読みました。
姉の乙女に宛てた手紙では、内容だけではなく、書かれた文字からも親しみが伝わってきました。
女性宛の手紙はひらがなを多用して、読みやすくした気遣いが感じられます。
また、「日本を今一度せんたく」しようと東奔西走していた姿が、ひしひしと伝わってきました。
龍馬が暗殺されなかったら、今の日本の姿は少し違っていただろうか。
龍馬が、今の日本を見たらどう思うだろうかと、ふと考えてしまいます。
龍馬の息遣いが伝わってくる展覧会でした。
2017年3月12日まで開催。
高知県立坂本龍馬記念館所蔵の資料を中心に展覧。
龍馬の書簡から、ユーモラスな一面や、新国家樹立に東奔西走していた人物像が伝わってきました。
一番の目玉は、龍馬が最も愛した脇差、「銘 備前国住長船二郎左衛門尉勝光左京進宗光」(びぜんのくにじゅうおさふねじろうざえもんのじょうかつみつさきょうのしんむねみつ)。
備前国、長船派の勝光と宗光の合作(1505年8月)。
昭和4年に開催された、「土佐勤王志士遺墨展覧会」に坂本家より出品された際、目録に「此刀ハ龍馬が特に愛セシモノ也」と記されていたそうです。
小さな錆が所々あるものの、美しい輝きを放っていました。
龍馬の愛刀を制作された地で鑑賞できるのは、意義深いです。
その他、龍馬の書簡や、近江屋襲撃事件の時に龍馬の血が飛び散った掛け軸「梅椿図」などは、ほとんど複製品が展示されていました。
ちなみに昨年、京都国立博物館で開催された、「没後150年 坂本龍馬展」では、京博所蔵の原本が展示されていたようです。
しかし複製品とはいえ、せっかくの機会なので、書簡に書かれた内容をじっくり読みました。
姉の乙女に宛てた手紙では、内容だけではなく、書かれた文字からも親しみが伝わってきました。
女性宛の手紙はひらがなを多用して、読みやすくした気遣いが感じられます。
また、「日本を今一度せんたく」しようと東奔西走していた姿が、ひしひしと伝わってきました。
龍馬が暗殺されなかったら、今の日本の姿は少し違っていただろうか。
龍馬が、今の日本を見たらどう思うだろうかと、ふと考えてしまいます。
龍馬の息遣いが伝わってくる展覧会でした。
2017年3月12日まで開催。
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