ぜんそくの治療開始2011年05月15日 18時44分

ぜんそくの本
ぜんそくの治療を始める。

4月15日に風邪をひき、近所の内科に通院しても治らず、そのうちぜんそくの症状が出始めた。
咳・たん・のどの痛み・鼻水が止まらず、微熱が続き、夜中から朝方にかけて咳き込んで目が覚める毎日。
睡眠が十分に取れず、昼間も咳とたんに悩まされ、仕事に集中出来ない。

これではいかんと、今月10日に呼吸器科とアレルギー科のある病院に駆け込む。
風邪をこじらせて、ぜんそくを誘発していると診断された。
そこで初めて知ったのが、ぜんそくの治療は365日続けなければいけないということ。
症状が治まったからといって、薬の服用を止めてはいけないと先生に教わる。
「え!? 治ることはないんですか?!」と先生に尋ねると、
「治りません。ただ、吸入ステロイド薬を続けていれば、風邪をひいてもぜんそくの発作が出にくくなりますよ。副作用も殆んどないですし。普通の人と同じように日常生活を送れるようになります」とのこと。
知らんかった…。

もともと小児ぜんそくがあったのですが、昨年の花粉の季節から、ぜんそくの症状が出始めた。
今まで受診していた内科では、そんな情報は教えてもらえなかった。
気管支拡張剤の貼り薬と、たんを切りやすくする薬(ムコダイン)を処方されていただけ。気管支の炎症を治す薬は無し。
(今回受診した先生によると、ムコダインはぜんそくの薬ではないとのこと。)
昨年10月に大きな発作が起きた時には、吸入ステロイド薬を処方されたけど、ずっと続けなければいけないとは言われなかった。だから、症状が治まるとやめてしまったのだ。
今まで、表面だけの治療をしていたんだなと、がっかり。治らないはずだ。

今回の呼吸器科では、どの程度のぜんそくなのか調べるため、あらゆる検査を受ける。
ぜんそくの検査は初めて。
肺活量検査・血液検査・尿検査・レントゲン撮影・血液ガス分析(酸素がどのくらい体に入っているか)等。
その結果、軽度のぜんそくだということがわかりました。
肺は正常。細く長く吐く息の量が、普通の人より少ない位。
ホッとひと安心(・。・;)。良かった~…。
先生に詳しく丁寧な説明と、これからの治療方針を示して頂き、更に安心しました。
良いお医者さんに出会えて、本当に良かったです(*^^)v
既に、3日前から夜中に咳き込まなくなり、のどがゼーゼー鳴らなくなったので、有難いことです。

自分でも勉強して、ぜんそくの正しい知識を身に付けなければ!と思い、写真の本を購入。
灰田美知子『灰田美知子のぜんそくの最新治療』(平成22年4月20日 主婦の友社)
まだ読み始めたばかりですが、ぜんそくの定義から始まり、自己管理の基本や日常生活の注意点などが、わかりやすく書かれています。

余談ですが、薬局に行くと「ぜんそくの治療は途中でやめてはいけません」と書かれたポスターが貼られてあった。
スピードスケートの清水宏保さんが笑っている。
そうか、清水さんもぜんそくだった。それでも、あんなにハードなスポーツをされている。
もちろん、想像を絶するような努力の賜物だと思いますが、ぜんそくでも鍛えれば人並み以上の体力がつけられるんだ、と心強くなった。
地道に元気になって、また美術館巡りが出来るようになろう!

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