安藤サクラさん&武監督舞台挨拶2015年01月12日 17時47分

安藤サクラ&武監督舞台挨拶
映画「百円の恋」を鑑賞後、安藤サクラさんと武正晴監督の舞台挨拶を見る。
(※珍しく写真撮影OKの時間がありました)

映画は、一子(安藤サクラ)の変わりように目を見張った。自堕落な生活を続けていた彼女が、社会に一歩踏み出し、一人の男とボクシングに出会ったことで、何かが心の中に芽生えていく。その姿がいとおしかった。

安藤さんは、ビジューが胸元についた白い半袖ブラウスに、黒い短パン姿で登壇。映画の中の人物とはまるで別人で、とても可愛らしい女性だった。
武監督は、この映画を考えたきっかけを次のように語る。
「脚本の足立紳さんと、『俺たち痛い目に合ったことがないな』と話し、『主人公をぐっちゃぐちゃに痛い目に合わせてみよう』ということになり、物語を考えていった」

また、監督はこの作品について次のように語った。
「一子は何も変わっていない。彼女が一歩踏み出しただけで、周りの人たちが変わっていったんです。何も特別なことは描いていない。その辺にあるものを集めて描いただけ」
これは創作のヒントともいえるし、人間関係の神髄ともいえそうだと思った。

驚いたのは、映画の最初のシーンと、終盤に一子が甥にボクシングを教えるシーンが、同じ日に撮影されたということ。
安藤さんの演技力に、改めて唸ってしまった。

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