江戸時代の折り紙 くじゃく2010年07月28日 23時58分

江戸時代の折り紙
江戸時代の折り紙、「くじゃく」。
わけあって、会社で折るように命じられたのですが、結局不採用に。
試作品と完成品(写真)を折るのに、1時間半もかかったのに~!!<(`^´)>
悔しいので、ここに掲載。

地元出身の箏の名手・葛原勾当(くずはらこうとう 1812~1882年)さんは、折り紙の名人でもありました。
彼が遺した折り紙66点の中に、この「くじゃく」があります。
勾当さんは、幼少期に天然痘にかかって失明したそうですが、この難しい折り紙を折れるとは、かなり器用な方だったんですね。
折り紙をお弟子さんにご褒美として渡していたそうですが、こんな素敵な折り紙をもらったら、嬉しいだろうなぁ。

この「くじゃく」は、1枚の紙を2か所切り、正方形と三角形を連結した形にして折っています。
本来、日本の折り紙は、紙を切るのはアリだったそう。
江戸時代の高度な折り紙技術に触れて、面白かったです(*^^)v

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