井上洋介 絵本の世界展2016年03月11日 21時37分

井上洋介 絵本の世界展
「井上洋介 絵本の世界 『くまの子ウーフ』もやってくる!」展を、ふくやま美術館で観る。
井上さんは、会期中の2月3日、胃がんのため84歳でご逝去されました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

井上さんといえば、やはり『くまの子ウーフ』(神沢利子・作 ポプラ社)。
ウーフの原画と対面して、小学生の時に夢中で読んだ懐かしい記憶が蘇りました。
ウーフのトレードマークの吊りズボン、お母さんのふんわりと広がったスカート…。
物語の内容は、はっきりと覚えていませんでしたが、挿絵の印象が強く残っています。
物語のやさしい世界観が、井上さんのやさしい眼差しで描かれている。
ウーフを観ていると、なんだか古い親友に会ったような気持ちになりました。
そして、『くまの子ウーフ』を改めて読んでみたくなり、ミュージアムショップで購入しました。

この展覧会は、3月21日まで開催。

つるし雛の完成!2016年02月22日 17時34分

つるし雛
つるし雛が完成しました!
一つ一つの飾りを紐に通す作業が、2時間以上もかかってしまいました…。
手作りキットには、「針に紐を通して」と書かれていますが、直径約1.7ミリの紐が針穴に通るわけがありません(-_-;)
布団針に紐を何度もねじ込んで、やっと通せましたが、仕上げがこんなに大変だとは思いませんでした。
それでも、完成品を飾ってみると、苦労した甲斐がありました。

お雛様
手作りキットの見本には、ウサギのお雛様は、つるし雛の真ん中の一番上(梅の花の所)に飾るようになっています。
しかし、お内裏様とお雛様をボンドで貼り合わせたくなかったので、棚の上に置きました。
百均で買ったクリアケースに入れて、ちょっと様になったかな?
ささやかですが、自室につるし雛を飾ると華やいだ雰囲気になり、うれしいです(*^∀^*)

つるし雛作り2016年02月19日 22時07分

お内裏様とお雛様
つるし雛のお内裏様とお雛様が完成!(*^∀^*)
手芸キットを購入して、足掛け4年……長かった。
小さすぎるパーツに苦心しながら、ようやく主役が出来て、感無量です。
このお雛様は、高さ5センチ。
作るのに3時間以上もかかってしまった。
手芸キットには、「ホビータイム120分」と書かれていますが、他の飾り(草履や太鼓など)もゆうに1時間以上かかり、とても無理です。

昨年のひな祭りは、人生初の入院が決まり、目の前が真っ暗になったことを覚えています。
約1年経ち、完治したかどうか経過観察中ですが、今年のひな祭りは元気に過ごせそうです。

雨水(うすい)の日にお雛様を飾り付けると、良縁に恵まれるそうです。
本日の朝刊に載っていた4コマ漫画で知りました。
とりあえず、お内裏様とお雛様だけを飾ってみました。
明日、すべての飾りを紐でつなげてみようと思います。

映画「杉原千畝」2016年01月06日 23時40分

映画「杉原千畝(すぎはらちうね)」を観た(ネタバレがあります。辛口の批評をさせて頂くことをご了承ください)。
主演の唐沢寿明さん、ペシュ役のボリス・シッツさんの演技は、素晴らしかった。
しかし、全体的に物語の構成が間延びしているというか、どこを一番強調したいのかが、ぼやけた印象を受けた。

杉原氏がユダヤ難民にビザを発給する肝心な場面が、意外とあっさりと終わり、物足りなさを感じてしまった。
杉原氏の奥様の話だと、リトアニア領事館が閉鎖され、汽車が発車する間際まで、杉原氏はビザを発給し続けたとのこと。
しかし、映画では実に静かな旅立ちだった。
その後、欧州の各地を転々と赴任する杉原氏が描かれており、外交官としての足跡をダイジェストで描いた、という印象を受けた。
戦後、杉原氏を探し続けたユダヤ人と杉原氏の再開のシーンも事実と異なり、あっさりしすぎて残念だった。
全てノンフィクションにする必要はないけれど、フィクションにするのなら、重要な場面は事実と同等か、それ以上に劇的なものにしてほしかった。
とは言え、高潔で正義感が強く、人道主義の杉原氏の人柄は、よく伝わってきた。
また、ユダヤ人が凄惨な迫害を受けたことや、ビザを発給されて歓喜に震えた心情は、丁寧に描写されていたと思う。

10年以上前に見た「世界ふしぎ発見!」で、初めて杉原氏のことを知り、感動したことを覚えている。
そのため、映画への期待が大きすぎたかもしれない。
また、2005年に放送された、反町隆史さん主演のドラマ「杉原千畝物語 六千人の命のビザ」(TBS)の印象が強いせいか、映画が少し物足りなく感じてしまった。

来年は昇龍の如く2015年12月28日 12時09分

雲竜
この雲は、何に見えますか?
私は、天に昇る龍に見えます。
写真は、今年8月9日にベランダから撮影。
年の瀬に縁起が良いと思い、アップしました。

今年は、2月中旬に肺の病気を発症。
3月に入院して、現在は自宅療養中です。
健康の大切さと薬の副作用を痛感した年でした。
それでも、大掃除が出来るまで回復しました。
完治まで、あと少しです。

来年は健康になって、それを維持できるようにしたいです。
そして、昇龍の如く運気を上げていきたいです。
みなさんにとって、今年はどんな一年でしたか?
良いお年をお迎えください。

小さいけど強い御殿場桜2015年12月26日 23時07分


御殿場桜の植え替え
御殿場桜が休眠したので、植え替えをしました。
2号鉢から2.5号鉢へ。
春まで、おやすみ(*^-^*)

私は、今まで山桜が一番好きでした。
しかし、御殿場桜を育てるうちに、その強さに心を打たれ、御殿場桜の方がもっと好きになりました。
どれだけ強いか、写真でご覧ください。

御殿場桜15.8.27
上の写真は、今年8月27日。
猛暑で葉が全て枯れ落ちましたが、来春開くはずの葉芽が開きました。

御殿場桜15.9.27
一か月後の9月27日。
9枚の葉が、おひさまの愛情を受けとめています。

大きいから強いとか、小さいから弱いとか思い込んでいるのは、人間だけかもしれませんね。
小さいけれど、強い。
この御殿場桜が、身をもって教えてくれています。

枕のそば殻を交換2015年11月12日 11時54分

昨日、枕のそば殻を交換した。
数日前、朝の情報番組で、交換の目安は1~2年と紹介されていた(中の素材により異なる)。
知らなかった…。恥ずかしながら、私は約12年前に枕を購入して以来、一度も交換したことがない( ゚Д゚)
天日干しは度々しているが、確かに自然素材だし、中のそば殻は一部粉状になっているので、急に気になり始めた。

ネットで調べると、そば殻は喘息やアレルギーの人には良くないのだとか。
これも初耳で、他の素材を調べてみる。
しかし、他の素材に交換して安眠できなくなったら、本末転倒だ。
そこで、とりあえず新品のそば殻に交換しようと、ネットで注文。

起床して、枕の中身を取り出す。
そば殻が、枕本体の袋の中にひっかかって、取り除くのに一苦労。
この作業を1~2年ごとに繰り返すのは、正直大変かも(;・∀・)
枕本体の袋を洗濯して、新しいそば殻を詰めると、以前と同じ量でも、ふっくらとした枕に生まれ変わった。
ふかふかの枕で寝ると、気持ちよく熟睡できてうれしい(*^∀^*)

岩合光昭写真展ねこ歩き2015年09月04日 21時03分

岩合光昭写真展ねこ歩き
ふくやま美術館へ、「岩合光昭写真展ねこ歩き」を観に行く。
世界各地を股に掛けて撮影された、猫、猫、猫。

気候風土の違いが、猫の顔に心なしか表れているような気がする。
それとも、写真の背景が違うからだろうか。
日本に住む猫は、縁側が似合うような顔立ちに見える。
海外に住む猫は、ちょっとお澄まししているように見える。
でも、気ままに路地の間をすり抜け、行きたい所に行き、冷静に人間を観察して、眠いときは眠る。
それは、世界共通。
かわいいだけじゃない。神秘的で、哲学をしているような眼差しにも見える。

一瞬の美しさを捉えた写真の数々に、見入ってしまった。
お気に入りの一枚は、岩合さんの娘さんの白猫「にゃんきっちゃん」が、満開の桜の木をよじ登る写真。
私は、日本の猫の方に親しみを感じた。

写真展は、9月13日まで開催。